文字と気持ちの墓場

二人の息子のおかーちゃんしながらコスプレと同人活動やってます

夏インテお疲れ様でした!と、これからも書くということの話

いや~~~~~イベントが終わってしまった~~~~~~~!!!(大の字)

というわけでイベントお疲れ様でした。8/25にあった大阪の夏インテのイベントに参加して参りました。


実は夏のイベント初めてだったのでどきどきわくわくそわそわ「どれだけ暑いんだろう…」「人ごみは…」と不安だったのですが、無事に終わって良かったです!というか6号館Dにいたんですけど、めちゃくちゃ涼しかったですね!?空調めっちゃ効いてた…ありがてぇ~。


今回のイベント、いつも以上にたくさんの方にスペースにお立ち寄り頂きまして、とても嬉しかったです!ほとんど私いなかったですけど…。

いやマジでスペースに全然いないスペース主でごめんなさい…自分の買い物とかに必死でした…。スペースで私に会えた方はラッキーと言うことで!へへっ!


イベント数日前くらいから「全然本売れなくて、ほとんど持って帰ることになったらどうしよ…重たすぎる…」とか考えて吐きそうになっていたんですが、無事にたくさんの方にお手にとっていただけて良かったです~!というかお昼ぐらいに新刊完売してごめんなさい…!

「完売です!」ってツイートすることになると思わなくてびっくりしちゃいました…慌てすぎて何したらいいかわかんなくて、「とりあえずポスターの絵の乳首の所に『完売』って貼ったらいい!?」って聞くことしかできませんでした。「それよりツイッターでちゃんとお知らせして」って売り子の友達に言われました。ありがとうございます。(乳首には後で貼りました)


フォロワーさんにもたくさん出会えてお話できたり、憧れの方から本を直接買えたりして、本当に楽しかったです~!生身の人間で出会えるイベント、やはり「イイ」ですね…サイコー…。


当日コスプレしてたんですけど、そのコスプレのことで買い物に行ったサークルさんから話しかけられてめっちゃ嬉しくなったり、

おとりおきお願いしていた所に「すみません田仲アナコンダです!」って行ったら、「あっ田仲アナコンダさん!名前が凄いから、どんな人が来るかと思ってました~」って言われて、「あっ馴染みすぎて忘れてたけど、『田仲アナコンダ』って名前変な名前だな!?」って気付いたり(今更がすぎる)、

お隣のサークルさんが推しカプのコスプレでずっといちゃいちゃしてて憤死しそうなほどかわいかったり、

新刊のポスター見て「脇にビビっときました…」と言ってもらえたり、とにかくまあ色々あってすごかった~~楽しかった~~。


イベントに出るのは、基本一年に一回だけ、と決めているのですが、この一度のイベントの日の事を胸に一年間生きていけます…めっちゃ楽しかった…。

 

そして楽しかった分、終わると抜け殻みたいになっちゃって、一週間ほわ~~~っとしてました。いやあと通販分の発送作業とね、仕事の納期が重なってえんらいことになったよね。死んだ。


こう、日々ネットで思ったことを書き散らしたり、推しカプへの萌えを喚き散らしたりしているんですけど、それをまとめて本にして、それをお金だして買って頂く、ってホント凄いことだよな~…って思いました。

あの広大なインテックスの会場の、めちゃくちゃたくさんあるサークルの中から私のいるところに来て下さって、本を買って下さるって、あの、なんかすごいね……。

 

三万回くらい言ってるんですけど、私は本当に、子育てしながらせっせと文字を書いているだけの、ただのオバちゃんです。

文字を書くのだって、何かを見せたい!見て欲しい!という思いもありますが、一番大きい理由は「育児から逃避」という、大変ネガティブなものです。

文章だって綺麗じゃないし、話の展開だってありきたりだし、本当に、本当に他の人みたいな、きらきらしているお話が、書けなくて、「うわぁ~~~ん無理ぃ~~~!どうしてみんなこんなすごいものが書けるのぉ~!ずるいよぉ~~~!」ってじたばたしてるような、そんな人なんですね。


そんな私の書いたものを、手に取って下さる方がいる。「いいのか~~~!?!?大丈夫なのか~~~!?!?!?わから~~~~~ん!!!」となって、一週間ごろごろごろごろ転げまわってました。吐きそう。


あと、拙いものを書いているとは言っても、やっぱり自分の中にその時ある力を出し切って、新刊書いちゃったもんで、もう自分の中の書く気力がすっからかんになっちゃったんですよね。からっから。教室中の床拭いた雑巾よりからっから。

イベント行く前までは、ネタがポンポン出て「アレ書いてこれ書いて!ヘイそれも!」ってなってたんですけど、それもなくて、「もう、書けないのかな」って、思ったり。


書けなくなるのもね、仕方ないと思うんです。もともとない頭を捻って書いているようなものだったし。

でもちょっと、寂しいね、って思ってました。あと逃避場所がなくなる…。

 

でもこの一週間、ぽつぽつと、書いた本の感想頂いて、そしてそれを何度も何度も読み返したり、フォロワーさんとお話してるうちに、「やっぱ…書きたいな…へへ…」って少しずつ、思うようになりました。

今日、本出して久しぶりに短いお話を書き終わって、「ああ、書ける。よかったぁ」ってほっとしたところです。気分はミザリーのラストシーンですよね。泣きながら、タイプライターを打つあのシーン。え、ミザリー知らない…?マジ…?めっちゃ怖いよ…。

まあとにかくね、実は何度も「もう書けないよぉ~」ってなってて、実際書くのやめたこともたくさんあるんですけど、そのたびに死地から生還するみたいに、結局のところは書いてんなぁ~~って思って今笑ってます。

 

10年以上ず~~~~~っと仲良い友人が2人いて、その友人たちとサークル活動をしているのですが、私が「新刊また100ページ超えた…」「2週間で7万字書いた」「イベント三日前にコピ本できた」と言うたびに「狂ってんなぁ~~~」と突っ込まれつつ、「いやでも、有難い話だよ」と笑ってくれます。「ジャンルの宝だよ」とまで言ってくれて、「あ〜〜私はただ、文を書き散らしてるだけだけど、そう思ってくれる人もいるのかもしれないな〜〜」と大の字になりながらその言葉に感謝しています。ほんとね、友人がいなけりゃ書けてないよ本なんか。いやまぁカプ違うんですけどね!!!!!ガハハ!(仲良しです)


まぁそんなこんなで、ちょっと沈んでたのを持ち上げてくれた、書いたものへの感想とか応援って本当に有難いなぁ、としみじみしています。

感想があるから書けている!と思っちゃうと、それはそれでしんどいこともあると思うので、まずは自分が楽しむことが第一にしているんですが、でも、感想もらえるとやっぱぐんぐんモチベ上がるし元気でるしいやもうなんでもいいやとにかく感想下さ〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!(開き直った)


二人目の赤子もぐんぐん大きくなって、日に日に限界同人女感が高まっていっていますが、これからも少しずつ何か書いていけたらなと思います。じゃあね!

 

 

そしてイベント前日にコピ本製本してたら、息子が寝返りできるようになってて笑っちゃった。今!?