文字と気持ちの墓場

二人の息子のおかーちゃんしながらコスプレと同人活動やってます

全部滅茶苦茶にしたい!2022

あけましておめでとうございます!!!!!!!!!!(遅!!!!!!!!!!)

いやもう本当にいつの間にか新年あけて……というかもう1月も終わるジャン!?!?!?と慌てながら2022年(去年)のまとめです。(去年!?!?!?!?!?)

 

いえ本当に言い訳になるんですが、先日1/8のインテのイベントに参加しておりまして、「新刊4冊作ろうね♡♡」とか約束してたら原稿作業が本当にえらいことになってしまい、年末年始・正月全部原稿コースでした。なんで?????

 

そんなわけでやっとこの一週間くらいで落ち着いてきたな~~~と思ったので去年の振り返りです。2022年、お疲れ様でした!!!!!!今だけ12月の気分で読んで下さい。

 

 

2022年、なんかもう、めっちゃ大変でした。いや大変でない年はないのですが、今年はもうマジでここ数年の中でも特に大変でした。

あの~~~~~今年、うちの上の子が小学校入学したんですけど、それがんまぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~大変。

 

いやもう、あの、小学校入学の度に、世のお母さま方はこんなことをやってらっしゃるんですか……?すごすぎない????マジで笑えるんですけど、マニュアルとか一切ないんですよ。小学校からの説明もマジで必要最低限で、ママ友がいない私は即詰みました。みんなはママ友ちゃんと作っておこう!

 

小学校入学、わかっちゃいたけどライフスタイルががらりと変わります。

まず朝も早い!これまで結構ギリギリまで寝てたのに朝6時半起きになり、そこから片道15分~20分くらいまでかかる小学校まで徒歩。上の子を送ったら下の子の支度をして保育園に送り届けそこから自分の労働……無理🎶🎶

しかも帰りも早いんですよね~~~~今まで保育園で夕方まで預かってもらえたのに、容赦なく午前中やお昼を食べて帰ってくる小一。働きに出る時間がガクッと減り、その分楽になったかと思えば全然🎶全然そんなことない🎶🎶

なぜなら宿題を抱えて帰ってくるから~~~この間まで保育園で遊んでた子に、いきなり宿題やろうね♡って無理だよ~~~~~~~!!!うちは無理でした。

他にもんま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~割愛しますが色々あって、そんでその関係で色々病院に連れてったり相談しにいったり先生と面談したり、そうしながらももちろん下の子の三歳は怪獣だし、そんでもって私は5月に東京のイベント出るのに原稿ずっとしてるし🎶🎶🎶🎶

 

無理では????

 

ってもう本当にずっと思ってた。マジで。2022年、基本的には「無理では?」と思いながら生きてました。

 

そんで元々冬が大嫌いで、10月頃から更に無理すぎて泣きそうになったり暴れそうになったり、本当に気分が鬱鬱とすることも多かったんですけど、その時によく、みんな大好き「KICK BACK」を聞いてました。

いやもう、ほんとね、「全部滅茶苦茶にしたい」!なんですよ。全部滅茶苦茶にしたい!!

しないけど!!!!!!!

 

そう実際はしないけど、しないけどでもあの米津玄師でさえ「全部滅茶苦茶にしたい」と歌ってるんだから、きっとこれは、どこの人も持つ当たり前の気持ちなんだろう、って思ったらちょっとだけ良くなったんですよね。

 

私はたまに見る「ネガティブ言葉・感情を使わないように・思わない生きた方が楽だよ☆」って風潮がんまぁ~~~~~~~~~~~~~~~~苦手でして、なぜなら私はネガティブな感情と共にずっと生きてきたからです。性格悪!!!!

このネガティブな感情を心の中だけでも出して暴れてぐちゃぐちゃになって、それで少しだけ息がしやすくなるのに、感情で思うことさえも蓋するってど~~~~ゆ~~~~ことやねん!!!!!!って憤慨しつつ、でも心のどこかで「まあ、使わんほうがいいよね」と流されかけそれにも落ち込みかけ……てたところに米津玄師が「全部滅茶苦茶にしたい」と歌ってくれて本当に良かった。いいじゃんネガティブ。いや良くはないけど、抑え込むほどのもんでもないよ、って気持ちになったので……。

 

そんなわけで2022年は米津玄師の歌と、そしてもう一個、2022年にあった思い出でず~~~~っと生きてきました。

 

ちょろっと書いたんですけど、5月に東京のビッグサイトのイベントに行ってきました。

推しカプのオンリーイベント!?これ逃すと絶対に後悔する!!!!と思って、家族に友達にフォロワーさんに協力してもらってサークル参加してきました。

いやもうマジ、今思っても狂気🎶家に三歳の子どもおって前泊して東京とか本当にやばすぎる🎶って今も思うんですけど、結果としては本当に、本当に行ってよかったです。

 

イベント自体もマジでもう夢のように死ぬほど楽しくて、ずっとその思い出噛み締めながら生きていけるし多分老人ホームでも話すと思うんですけど、その前後、「一人で東京に行って泊る」っていうのが、私にとって本当に特別な思い出になりました。

 

羽田空港広すぎてマジ出れんかと思ったし、東京の駅自体もデカすぎて外に出たと思ったら地下鉄に入って「もう一生駅から出られないんだ」って泣いたし、その後駅からホテルの道が長いしスーツケース重いし東京と思えんくらい人が歩いてなかったし、東京着いたのに疲れ果てて晩ご飯はコンビニのおにぎりだったし、とにかくもう真っ暗な東京の道を一人で半泣きで歩いてて、本当に疲れてしんどかったはずの思い出。

 

でも、私、2015年に上の子が生まれて、そこからずっと、子どもから離れてどこかへ行くことなんてなかった。

あの夜道は、数年ぶりに私が一人で歩いた道。あの時私は、本当に一人きりだった。一人きりで自分のことだけ気にして歩いて、そして自分一人だけのベッドで寝る。

 

私、ひとりきりの時間。本当に私だけのことを思ってもいい時間。

それが、ちかちかぴかぴかと、まるで穴ぐらから見上げる星のように、びっくりするぐらい光ってるんです。

 

そして、その次の日起きて初めてのビッグサイトに向かっていく電車の様子とか、初めて入るホールの雰囲気とか、コスプレ着替えてたら槍弓がめちゃくちゃ仲良く着替えてたのか、もうほんまたくさんの人が本並べてたこととか、そしてたくさんの人が買いに来てくれたこととか、そういうのが濁流みたいな思い出になって、それを道しるべにして、「ああ私、あれがあるから頑張れる」ってまた踏ん張れるんです。

 

子育てしながら同人活動って、マジでマジでただの気狂いなんですけど(いや本当にそう)、でも、そうやって日々を、他の364日を頑張るために、私はたった1日のイベントに参加するのかもしれません。

 

この間の1/8のイベントのことも、やっぱり同じように新しい支えになっています。

たくさんたくさんのサークルが並ぶ中、遠くからでもわかる自分のスペースのポスターを見た時になんかじーんとしちゃったもんな。「あそこが家だ!」ってあの瞬間は思ってました。ここが家です。(家)

 

 

そして同人のことでバタバタしているうちに、すごくすごく悩んでいた上の子の小学校のこともちょっとずつ落ち着いて、2023年はいつもより落ち着いて……落ち着いて……るわけがない🎶もう次のイベントの計画してる🎶子どものこともやっぱもっと大変になる🎶

 

でも、子育てだけじゃない、同人のことだけじゃない、どっちもやってる自分だからこそ、イイ感じに反復横跳びしながら日々過ごしていってるのかなぁと思います。

 

2023年も色々やっていきますよろしくお願いします~!なんかすごい良い感じの一年にしていきたいね!おしまい!

それでも絶対オタクをやめないオタク達が、好きだという話(「世界の終りのオタクたち」感想)

 

 

買って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

いやも~ほんとに……ほんとに…………今日のブログこれで終わりでいい?(いいよ!)

いやでも話したいので勝手に話しますが、「世界の終りのオタクたち」羽流木はないさん・作がめちゃくちゃめちゃくちゃ良かったという話です。

 

マジでタイトル通りに「終わってしまった世界で生きるオタクたちの話」です。それ以上でも以下でもない。それが本当に愛おしい。愛おしすぎて最後まで読んだらめちゃくちゃ泣いていたのでなんかも~…………買って!!!!!!!!!!!!!!!!

 

私は本当に一話の「世界の終わりとハードボイルド同人事情」がめちゃくちゃ好きで本当に作者様がツイッターにこの一話目をアップしてから、思い返す度に読み返しなんかもう「好きだ……」と呟きながら再RTしているようなんかそういう「おっオタクだ!」みたいなことをしてしたのですがあの~~本当にすごくすごく良いんですよ。(一息)

 

一話はなんと丸っと読めちゃうので(すごすぎない!?)、全人類読んだ方がいいです。私が主語がデカいオタクです。

 

 

いやもう、なんかさ、すごくないですか。

だって〝理解〟る!!!!!!!!!!!!そう、「私も世界の終わりならこういうことをしちゃうかもしれない」っていうのが分かる!!!!!だってオタクだから!!!!!

世界の終わりでも危機感に迫られ自分を守ったり誰かを助けたりなんてせずに、ただ推しカプに浸るだけの日々も、

そうしながらも「終わり」のことを分かっているので自分の作品を支部にアップできない矛盾した気持ちも、

そしてそこで「オタク」として推し作家のことに気づいてしまう「オタク」の自分も。

 

世界の終わりなんて見たこともないのに、「わかる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と言ってしまう、なんですかこれ?すごすぎませんか?

 

このお話のもう本当に本当に本当に好きなところは、それまで死んだ目で推しカプを巡回していた「私」が、「推し作家の推しカプの本が読めるかも!?!?!」と気づいた瞬間スコップ持ってもう本当にめちゃくちゃ生き生きと「生き」始めるところです。多分全人類好きだと思う。Tシャツにしよ。

自分が死ぬとか、世界が終わったこととか、そういうこと一回置いといて「神作家の新刊読めるかも!?!?!?」でスコップ持つってなんかもう……めちゃ良くないですか!?!?

しかも最後の台詞が「愛してんぞ世界~!!」で、もうなんか……ね!(さっきから語彙が死んでいます)世界はもうとっくの昔に滅びてるのに、推し作家の本が読めるだけで世界は光り輝くんですよ。オタクってすごいな。好きだな。

 

一話目のこの彼女もそこそこ「……馬鹿!」って思うんですが、二話目の「みざり~」はもっと「オタクって……馬鹿!!!!」と思っちゃう話です。

みざり~というオタクに囲われた字書きが、囲われながらはちゃめちゃはっぴ~に暮らしつつもある日気づいてしまったことがあって……という……これもなんと丸々読めるんですよ!?!?!?!?

 

 

ありがたすぎて泣いてしまう……これももう本当に好きなのですが、何が好きって「一般人(非オタ)には絶対分からないことで、離れてしまうオタクの愚かしさ」が愛おしすぎるんですよね…………。

いやもう本当に、普通の人からしたら「いやそんなことで!?!?!?!」と言ってしまうこと。でもそれって、オタクにとっては「魂」なんですよ。魂を捨てられなくて、それだけは譲れなくて、譲れないから人類が滅亡した乙女ロードを一人で歩けるんですよ………………。

哀しくて愚かで滑稽で、でも譲れないから足取りは少し軽い。そう。「オタクってそうなんだよ」とわかる。世界の終わりでも骨の髄までそうなんだとわからされてしまう。あ~~~~~~~~~~~~~~~わからされちゃう漫画、大好きだなアタシ…………。

 

三話も同じように「オタク~~~~~~~~~~~!!!ちょっと愚か~~~~~~~~!!!」となってしまうような……これも読めちゃうから読んd

 

 

生き抜くことよりなによりも、どうしても譲れないものを守るオタクたち。下手したらそのせいで死んでしまうかもしれないのに馬鹿だな~~~~~~~オタクは!!!!!と思っちゃうような、それでも「わかる」としか言えないようなそんなオタクたち。それを描くのが本当に上手すぎてもうなんか頭おかしくなりそう!!!!!!!

あともう本当に羽流木さんの描くギャルが好き。大好き。いつもありがとうございます。

 

そして期間限定で四話も公開してくださってくぅ……ありがとうございます……という気持ちでいっぱいですありがとうございます……アップされてる!!!!と思ったけど初見は本で読みたくて本が届くまでぐっと我慢してた偉いオタクです。

 

www.pixiv.net

 

「愚かの極み~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」というオタクが出てきてめちゃくちゃ歓喜しました。でもわかるんですよ。これも。

だって、世界滅ぼすのなんてそんな理由でいいじゃないですか。

やってることは間違いしかないし、愚か極まりないんですが、それでもいいと思います。

だって、そもそもオタクなんて間違いまくりだし、愚かの最上級の存在じゃないですか。

仕事して家事して育児してそんな合間の限られた時間で、ひたすらに考えるのは自分自身じゃない別の創作上のキャラクターやカップルのこと。いもしない存在のことを追って、推して、夢見て、押し付けて、押し付けられて、自分の人生や時間やお金や魂を受け渡してそれでも追いかけていく。

何か残るか、と言われたら、残らない場合だってたくさんある。そんなこと知っとるわい、と言いながらそれでもオタクをやめられない。

 

私が、この「世界の終りのオタクたち」が公開された時から、ずっとずっと好きなのは、そんな、「それでもオタクをやめられない彼ら」が好きだからです。

間違いしかない。愚かさしかない。最初のスコップを持った彼女だって、新刊を読みたいがために踏み出した外で、一歩目で殺されるかもしれない。二話目の彼女だって、受け攻めが逆なだけで外に出たせいで死ぬかもしれない。三話目の彼だって、本を燃やせばもっと長生きできるのかもしれない。四話目はいわずもがな。彼女がオタクでなかったら、世界は終わらなかったかもしれない。

 

それでも、それでもオタクでいる彼らがわたしは好きです。

絶対オタクをやめなくて、オタクでいることを魂の底から楽しんで前へ(それはもしかしたら間違った方向かもしれないのに)、進む彼女たちが愛おしくてたまらない。

 

それは何か実を結ぶのか、なにもならないのか、そんなの本人たちにしかわからない。でも確かにスコップを持って「愛してんぞ世界~!!」と叫んじゃうくらい全てが愛おしく輝く瞬間、それがあるってことなんて、オタクだからわかってんですよ。なんにもなんなくても、その瞬間の為に生きてるって、そんなのもう魂まで刻まれてんですよ。

 

そんな思いも色々と昇華されて繋がってなんかもう……すごい書き下ろしの一話目の続きの話はマジでもう本当に絶対絶対絶対に読んで欲しいから…………買って!!!!!!!!!(そこに行きつきます)

 

私だって、世界の終りの時でもあのビッグサイトで大好きなサークルさんの前に立った時と同じセリフを吐けるくらい、多分そのぐらい、魂までオタクなのです。

だから世界の終わりでも、私も多分同じようにオタクでいるのでしょう。同人グッズのタオルで汗を拭きながら自分のミスプリントの新刊を焚火にして生き延びるくらいはオタクなのでしょう。別になんにも残らなくても、「ああオタクで楽しかったなぁ」と思えたら、それだけで多分、オタク人生冥利に尽きると思います。そういう気持ちで心臓をずっと揺さぶられるとてもとても本当に好きで好きでたまらない本当にすごい素敵な本でした。表紙の手触りもいい!!!!出してくださった作者様と出版者様ととにかくなんかも~~~~~~世界、ありがとう!!!!!!!!!!オタクはす~~~~ぐ世界に感謝するね!!!おしまい!!!

別に書かなくても生きていけるんですけどね!?という話

7~8月にかけて笑っちゃうくらい「か、書けねぇ~~~~~~~~~!!!」という期間が続いて一人でひっそりのたうちまわっていました…………というマジでただの「こういうことあったんじゃよ」という日記です。

 

そもそも私はどういう感じで日々小説やSSを書いているかといいますと、

「①話を思いつく

 ②話が勝手に頭の中で再生される(起きている時は基本的にずっと)

 ③再生されまくった話を文字として起こす」

という、マジで完全に他力本願というか「いや〝降りて〟来たんですよガチで……」みたいな憑依型で書いています。文字にするとヤベーな…………。

それが、この二ヵ月①の話を思いつくまではいくんだけど、②の再生が上手くいかない。再生機器がぶっ壊れたように、同じ場面だけを執拗に繰り返したり、全然全く絵として思い浮かばなかったりする。え~~~~~~~ん困りましたわ!?!?!?!?

 

ただ、ここ数年、身に着いた習性と言うのは本当にすごくてですね、うんうんと唸りつつも「書ける」のは書けるんですよ。話は思いつくわけだし、それをじゃあ文章として書くか……って書くのもできる……んだけど、もう全然、書けないの。いやマジで今書いてるこの文章がバグッてない? って感じなんですが書けないんですよ。

 

そもそも書くという自覚もあんまりないまま、どちらかといえばピアノのように出来上がった譜面を自分の味付けで文字にする、というのが今までの私の書くスタイルに近かったように思います。まぁピアノ弾けないんですけど……。

でも、この二ヵ月は全然違って、なんというか

「私、今文字を書いていますわ!?!?!?!?!?!?」

という感じでした。いや、ずっと前から書いてたのは文字だったんですけどね!?

 

そうか、文章書くのって、難しいんだ!!!!! って気づいて息が止まるかと思いました。今までどちらかと言えば、文章を書く時間こそが息ができる時間で、自分の手から流れるみたいに話が、人物が、セリフが生き生きと出ていくのがおもしろいな~~~ッッって眺めてたので、なんかすごいショックで。

 

とにかく書くのがめちゃめちゃしんどい。大変。泣きながら書いても「コレジャナイ」感がすごい。今まで15分で書けていたSSを書くのに1.5時間かかる。どういうこと!?!? 逆に今までどうやって15分で書いていた!?!?

7~8月の間に書いたもので、自分でもスッと書けたのは寄稿用の原稿のみでした。寄稿用の原稿はね、なんかもう〝心構え〟が違うからね。あと依頼された瞬間からず~~~~っと頭の中でお話こねくり回しているので〝年季〟が違うんですよ年季が……

閑話休題。とにかくそんな感じでぜ~~~~んぜん書けん♪っていうのが7月末くらいにようやくわかって(一か月足掻いた♪)、それじゃあどうするか、ってなった時に。

 

めちゃめちゃ書くことにしたんですよね。いっそ。

 

今思い返せば完全に馬鹿のやることなんですが、8月中はほぼ毎日SSを書いていました。馬鹿。普段でもやってないのに。馬鹿。(何度でも言う♪)

別にさ~~~~~~~~~~~~~~~書かなくてもいいんですよ。書けないなら「書けないからいっか!」って書くのやめちゃってもいいんですよ。だってこれ、仕事じゃないもん。これでお金もらってるわけじゃない、ただの本当に趣味だもん。むしろ金かかる趣味だもん。(印刷代、キチ~~~~~!!!)

 

それなのに毎日毎日書きました。書かないと怖かった。「もう書けなくなるのは嫌だ」って思ってた。

 

そうなんですよ、結局そこなんですよ。めちゃめちゃしんどくて苦しいのに、でももう、書くことを捨てられないんですよ。

「ただただ楽しいから書いてま~~~~~す!!!ヤッピ~~~~~!!!」という気持ちだけでは絶対にない。マジでないです。スランプに陥ってた時は書けば書くほどめちゃめちゃしんどかったし、書いても書いても「なんか……なんか惜しい!」と思う話を見るのが正直しんどかった。

 

じゃあやめな!?!?!?!?!?と今なら思うんですけど、どうしても止められませんでした。見苦しくてみっともなくて、多分他の人に聞いたら99%は「書くの休みな!?!?!?」って言われると思うんですけど、全然止まれませんでした。多分誰に言われても、止まる気もなかったと思います。

 

書かない自分、なんて簡単になれるんですよ。書かない日を一日、二日、一週間続ければ簡単に書かなくなって、そして本当に、書けなくなる。

知ってました。だって人生のうち、何度もそうなってますからね。「書かない」ことに関してはプロなんですよ私は……(眼鏡クイ)

 

書かないってのはすげ~~~~~~~~~楽です。だって書かなくていい!(そこ!!!)他の人が書いたものを見て嫉妬に狂うこともない!!!!!(それ)時間もできる!!!!!!!!!(ほんまにそう!!!)

そうやって人生の中の何年も、「全く書かない」時間がありました。今また書き続けているのは、ただ運が良かったからです。たまたますごい好きな推しカプに出会って、たまたま書き続けられる環境があっただけです。

そんな自分だから、「もう書きません♪♪♪」って言うのは簡単なんですよね。実際マジでここ数か月で何度も何度も「もういっか♪」……と思いつつ毎日書いてました。いや狂っとる。

 

相反する気持ちでぐちゃぐちゃになりながら、ぐちゃぐちゃのものを書きながら、それでも絶対に手を止めなかったのは、結局「それでも何かを思いつくから」です。

私の頭の中には山ほどのお話があって、上手く書けようが書けなかろうが、私が書かないとどこにも出ない。そんなの悔しいじゃないですか。悲しいじゃないですか。すっごい、すっごい悲しいと思ったんですよ。

 

「私が書かなくてももういいよォ~~~~~~~~~ッッッッッ」と叫びながら、

「もう無理な~~~~んも思いつかん無理無理無理♪」と狂いながら、

「でも書く……もうやだ……でも書く……頑張る…………」と必死にしがみ付いたのは、そんな、よくわからない全然綺麗じゃない、みっともないぐずぐずの足掻きでした。

 

みっともなくてどうしようもなくて、それでも書いて、書いて、書いて、そしてある日、ぽん、とまた書けるようになりました。

「こういう素晴らしいことがあって書けるようになりました!」みたいなことは一切なく(マジでない)、再生機器が普通にスタートを始めて、またするすると文字を打てるようになりました。マジでなんだったんだ。

 

めちゃくちゃ今、ほっとしています。書けてよかったなぁ、としみじみ自分の書いたものを見て安心し惚れ惚れしています。やっぱり私、自分の書いたものが好き!!!!!(手のひら返しエグない!?!?)

 

でも全然、またなると思います。下手したら明日くらいには「書け……ねぇ!!!!!!!!」って滂沱の涙流してる可能性も高いです。そういう、そういうマジでリスキーでマジで狂ってるぜ創作活動!!!!!!!!!!!(大声)

 

まあこれはそういことがありましたよというただの日記なんですが、「なんか……文字にしとくか……」と思ったのにはめちゃくちゃ薄い理由がありましてですね。

たまにツイッターとかで見る「スランプの脱出の仕方」って、「休む」「別のことをする」「筋トレする」とかが多いんですよね。すっごい大事!!!!!!!!特に「寝る」のは普通にした!!!!!!!!!ここで徹夜するのはさすがに愚かすぎる!!!!!!!

ただ「創作から全く離れてまた創作できました!」「別のことをしてインプットして復活しました!」というのが多いような気がして、なんかでも、創作のスタイルって人それぞれだし、「こうやって無様に足掻きまくる人もいますよ♪♪♪」っていうのを、なんか残しておこうかなって……。

 

またスランプになった時、こんなに足掻くかどうかはわかりません。ふつ~~~~にめちゃめちゃ休む可能性もあると思います。でもまた同じようにジタバタもがいた時に、「なんで足掻くの!?!?!?休んだ方が良くない!?!?!?!?馬鹿!!!!!」と自分自身を責め立てるだけじゃなくて「まあこういう事例もありましたし……」と自分にお出しするために残しています。頑張ってね、私。

 

創作ってほんっと難しいし業が深いな~~~~~~ッッッ!(雑なまとめ)

それでもそんなこと言いながら、今日も粛々と原稿しております。おしまい!

拡散されたツイートは「コンテンツ」になるという話

先日めっっっっっっちゃ「どうなんやろ🎶」という気軽な気持ちでアンケートを取ったら、それがちょっと予想していた4000倍拡散されてびっくりしました。

 

 

こちらです。

なんかあれよあれよ🎶という間に拡散され、集計期間一日しかなかったのに三万票投票して頂きました。その節はありがとうございました!

 

それで今日はこのアンケートの内容についてのブログ…………じゃないんですよ。じゃないんかい!という感じですが、じゃないんです。(ない!)

 

え~~~~~私もツイッターはぼちぼち何年かやってて、たま~~~~~~にワッと拡散されたりするんですけど、そのどれとも今回のアンケートの拡散のされかたは違ってたんですよね。それで、「おもしろ!!!!!!」と思ったのでブログを書いています。

 

大体年一くらいでワッと拡散されるんですけど、一番最初の時はマジで怖くて500いいねいったくらいで該当ツイートをそっとミュートにしてぶるぶる震えてたりとかしてたんですけど(全然炎上系ツイートではないんですが、いいねこんだけ来るの怖くない!?って震えてた)、最近は「ふ~~~~~ん今この界隈でRTされまくってんだ🎶」と動向を見守るくらい図太くなりました。そんで今回も「わ~~~い今○○のジャンルのとこ流れてる~~~」「あっフォロワー数多い人がRTしたんかな……やっぱり~~~!」みたいな流れを見ながらキャッキャしてました。なにこの趣味?

 

ただ、なんか今までと違う。何が違うって、はちゃめちゃに引用リツイートが多い。

 

みなさん知ってましたか!?!?!?!引用リツイって、ツイートした人にも通知が行くんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

いやツイッターしてる人なら「知っとるわいそんなもん!」って感じのことだと思います。だから普段、そんな人様のツイートで引用ツイとか……せんくないですか!?

誰かの「お腹減った🎶」っていうツイに「アタシも🎶」って引用ツイするの……多分ギャルくらいじゃない!?知らんけど!!!!!!

イラストや文章での感想を引用リツイしてるのはよく見ますが、つまり、「私はあなたの作品を読んでこう思いました!」みたいなのをちゃんと相手に伝えたいがために引用リツイートを使う……だと思ってたんですよね、私。

 

でも違うんですよ。何が違うって、引用リツイートで書かれたことぜ~~~~~~んぶ「そのアンケートについて〝私が〟何を思ったか」だったんですよ。

 

なんか上の分だと分かりにくいな……まあ今回のアンケートはつまり「作品を作っているときに、『もう他の人も書いてるから書かなくてもいいや🎶』ってなりますか?」という趣旨のものだったんですね。

それに対して『〝私〟は「そう思わない!」・「そう思う!!」』という引用リツイートがたくさん付きました。つまり何が言いたいかっていうと、

 

「私が作ったこのアンケートは完全に『コンテンツ』として扱われている」

 

ってことなんですよね。表題です。

 

何が言いたいかなんかわかんなくなってきちゃったけど、つまり、元々このアンケートのツイートは、「私(田仲アナコンダ)」があんま深く考えず呟いた、いつものツイートとなんら変わりないツイートだったんですよね。それがあれよあれよと拡散され、そして拡散されることによって、「こういう話題!!!!!!!!!!」として扱われるようになりました。それを私はコンテンツ化されてんな~~~~って思いました。

だってそうでしょ。多分、リツイートした人たちは、このツイートを「自分と同じ普通の人間が一文字一文字考えて打った文章」とは見なしていないんですよ。

 

これはただのこういう「コンテンツ」なので、引用リツイートで貼りつけるのは〝私〟の意見。

タメ口でリプライが来るのも、これを書いた画面側の向こうの人のことを忘れ、こういう「コンテンツ」だと思ってるから。(と私は感じました)(個人の主観です)

 

これはただのネタで、話題で、トピックで、コンテンツなので、なんというか、「自分のモノ」として扱っていいように感じちゃうんですよね。

 

 

今まで拡散されるものって、結構私の主体が入ったものが多かったんですよね、コス写真だったり、きちんと考えた文章だったり。そういうのにはマジで滅多に引用リツイが来なかったし、来てもその内容について触れてくれたものだった。つまり、「私(田仲アナコンダ)」について触れてくれたものだった。

でも今回のものは、一切「私(田仲アナコンダ)」には触れず、ただただ事象として取り扱われているなぁ、と感じました。

 

なんかすっげ~~~~~~~~~~~~~~~~ネガティブな感じに書いてるけど、正直私本人が一番に感じたのは「おもろッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」でした。

だってそうじゃない!?!?!書いてるのはおんなじ私なのに、同じように文章打ってツイートしてるのに、ここまで捉え方が違うってなんかそれは……すごくない!?!?!?!

 

凄いと同時に、ツイッターで日々見かける炎上や揉め事の根幹のようなものをなんだかひしひしと感じました。ツイッターって文章や写真や絵だけで感じにくいかもしれないけれど、そこで文字を打ち絵を付け送信ボタンを押すのは、間違いなく血の通った一人の人なのです。

 

私たちは、画面の向こうの人のことをよく忘れます。そこに人がいるということを忘れます。だから遊んでいいし傷つけていいのだと、勝手に思う層もあります。少数派と信じたいね……ッ!

めちゃくちゃ炎上しまくってた知人がいるのですが、その人へのリプとか反応とか見てるとそういうものを感じます。ツイートは確かに人間が行ったもののはずなのに、ツイートした瞬間に「コンテンツ」として扱われる。

 

コンテンツが許せないと思うのも自由だけれど、コンテンツ化するという自由もあります。個人的には、今回、「こういうことって、あるんだ!!!!!!!!!!」と自分で気づいたのがすごいでかいです。インターネッツってすごいな。

 

インターネットっていうかまあ人付き合いって全体的にすごい難しくて、未だに傷ついたり凹んだり裏切られたような気分になることもあるんですけど、私はそこで終わらないように、こうやってよく色々考えます。考えて考えて、「そうか、こういうこともあるんだ!」と事象を事象として、それこそ、自分のことを「コンテンツ化」して捉えることが、私にとってはものすごく大事なことだったりします。

 

おもしろいな~、と思います。ツイッター一つとっても、すごい面白い。一人の同じ人間から発せられたものが、こうして全く別の捉え方されてる。私は私なのにね! みたいな。

 

また、おもしろいな~~~と思うことをちょっとずつ拾い集めながら、こうしてちょっとずつ言葉にしていこうと思います。おしまい!

【実録】恐怖!さんすうセットのお名前付け!

っていうタイトルのホラー映画が出ていてもなんら不思議ないと思いました。春ですね。

 

先日、上の子が小学校入学を迎えました。めでたい~~~~!!!

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この間まで赤ちゃんだったのに……卒園式でめちゃ立派にしっかりして……でも入学式ではまだ赤ちゃんな感じだし……というか学校マジで大丈夫なんか不安しかないんだが……と毎日おろおろしております。

そしておろおろしながらも小学校一年生の親は、やることが、多い。

 

マジで金田一の犯人並みにやることが多い。やることが……やることが多い……ッの顔で毎日走っています。聞いてたけどほんまにやることが多い。書類めっちゃあった。すごい。

 

そして来ました。さんすうセット。

 

(実際使ってるのはこれではないです)

 

数多の人から「大変だよ……」と言われていたさんすうセットの名前付け。マジで悲壮感に塗れた声で「これはガチでやばいやつかもしれん」と思いながら今日恐々開けてみました。

 

え、すっご。

 

細かい、多い、大変。駄目だこりゃ、一人じゃ無理~~~~~!!と思ってツイッターでスペース開きながら名前付けてたんですけど、いやもう本当に大変だった。

 

 

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こういう棒があるのは覚悟してたんですよ。うっすら覚えてたし。みんなも覚えてる?この棒。これね、100本あるの。

……100本全部に名前付け🎶🎶

 

次におはじきにびくびくしてたんですけど、これはなんか案外さっくり終わって「え? もしかして俺、さんすうセット……倒しちゃいましたか!?」ってわくわくしてたら。

 

意外な伏兵、たしざん・ひきざんカード登場。

いやこれなにが大変って。

 

お金とかどうやって名前つけるんかな~🎶って軽い気持ちでググったら、「たしざん・ひきざんカードにも名前を付けましょう」って書いてあって。

 

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これ、一つの束に25枚。それが4つあるんですよ。

25×4=100枚。それに全部名前つけ。

 

正気か?????????

 

いやつけたけどさ……マジでこれが一番絶望した。本当にびっくりした。

 

いやほんと、これを毎年……毎年数多の親が、やってるんですか……?????

え……???? 正気……………………?????

 

凄すぎて本当に凄い。親凄い。やること多い。さんすうセット強い。

マジでこれは「大変だよ」と人に言いたくなってしまう。言った。

 

めっちゃ時間かかるから、余裕ある時にしときなみんな~~~~!!

まあ、これ貰えるの入学式の日だったけど!!!!なんで猶予ないの!?!?!?!!?

 

「さんすうセットの名前付けは大変」というのは紛れもない事実だ、というのが分かったので、今後の二次創作に生かしていきたいです。

175センチの推しが一生懸命さんすうセットにシールを貼る……背中をまるめてちまちまちまちま自分の爪より小さなシールを一生懸命貼る……ピンセット使って器用に貼る……それは一生眺めていたいな……。

 

でも個人的にはもう二度とやりたくないな~~~!!!!!!と言いながらまた下の子の時に発狂しながらやってると思いますよろしくお願いします。

【検証】全298騎サーヴァントバレンタインシナリオで、エミヤは一体どのぐらい出てくるのか?を調べてみた【1/24改訂】

あけましておめでとうございます!!そしてハッピーバレンタイン!!!!!!!!

 

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時は一月下旬。もうすぐバレンタインイベントが始まりますね!今年はオベロンからなんかもらえるぞやった~~~!!!

 

そして表題です。

エミヤが、サーヴァント個別のバレンタインシナリオ(チョコ受け取り・チョコ渡し)にどれぐらい出てくるかを調べました。

 

以下目次となっていますので、最初から読みたい方は「まえがき」から、結果だけ見たい方は「結果」の項目をご覧下さいませ!!

(1/24 情報を頂きましてデータを修正しています。情報ありがとうございます!)

 

 

まえがき

エミヤ――それはFateにおいて、なくてはならないキャラクター……以下略。

さて、FGO内でエミヤと言えば「キッチンの英霊」というイメージがすっかり定着しているように思います。丁度2021年のクリスマスイベントは、正にそんな彼の独壇場でしたね。サンキュー特攻持ち全体宝具。

 

以前、Fateの某キャラクターの非公式アンソロを購入したのですが、そのテーマが「ご飯」だった為、まあ出るわ出るわエミヤが出るわ。

それぐらい「エミヤ=厨房にいる英霊」という印象は強いように思います。

 

さて、食べものがキーワードとなるイベントと言えばバレンタインです。(言い切る)

つまり、そんなバレンタインイベントにエミヤってばいっぱい出てくるんじゃない????

 

そう思って調べてみました。たくさん時間をかけて頑張りました。原稿はまだ5本残っています。

 

注意点などについては、次に示す「検証方法」に書いています。よかったらお付き合いくださいませ。



1.検証方法

 

主な目的

・2021年までのバレンタインイベントで行われた「チョコの受け取り・チョコを渡す」においてエミヤがどれだけ出てくるかを調べる サーヴァント数は298騎とする。

 

検証定義

・「エミヤ」が出演する、もしくはエミヤの名前(またはエミヤを表す語句)が出たら1カウントとする

・「赤い弓兵」など明らかにエミヤを指す言葉もカウントされる

・「厨房組」などといったひとくくりはカウントしない

・同じサーヴァントで、「チョコの受け取り、チョコを渡す」両方ある場合もサーヴァント数は1としてカウントする

・手持ちのサーヴァントはマテリアルにて確認、検証者(私です)が持っていないサーヴァントはYouTubeの動画にて確認する。(しゃーない)

・バレンタイン礼装・そしてそのフレーバーテキストについては検証外とする。なぜならそこまでやっていたら私が持たないからです。(ごめんなさい)

 

注意点

・素人が調べたものなので、漏れがある可能性があります。漏れに気づいた方はよろしければご一報ください(詳細は「総括とお願い」に記載してあります)。

・調べてる途中で「これもしかして、以前にもやったことがある方がいるんじゃ???」という疑問が浮かびましたが、自分がやったことが全部水の泡になるのが怖すぎて調べていません。すいません。



2.結果

 

全サーヴァント数298騎

エミヤ出演回数 15回

 

バレンタインイベントにおけるエミヤの出演回数は

 

約5.03%(2021年1月現在)

(2022/1/24 情報提供により修正しています)



…………え!?!?!?そんなもん!?!?!?!?!?!?!?!?

 

いや正直50騎目くらいから「これってもしかして…」った思ってたんですけど、いや、その、マジで、こんなもん!?!?!?!?!?!?!?

正直調べる前は「10%はカタい」って思ってたんで、「え!?!?!?!!?!?」っていうお気持ちで今いっぱいです。

 

以下出てくるサーヴァントの一覧を載せておきます。なお、エミヤ本人のシナリオも含めての14回出演です。

・エミヤ

・ヘンリー・ジキル&ハイド

・ベオウルフ

・アイリスフィール〔天の衣〕

・ポール・バニヤン

源頼光

・哪吒

茨木童子(槍)

・ブラダマンテ

・グレイ

葛飾北斎(剣)

・マンドリカルド

渡辺綱

千子村正

・オリオン(チョコ渡し)

(2022/1/24修正)

 

ほぼ全てのサーヴァントが「エミヤ」「赤い弓兵」などで呼んでいました。ただ、バニヤンが「台所にいるおじさん」と言っているのをカウントしているのですが、これ、エミヤで合ってる……?教えて有識者………………。

 

また、ボイジャーのシナリオでも「エミヤ」と言っているのですが、おそらく「エミヤ(オルタ)」のことだと思われるのでカウントしていません。これも合ってる……?教えて有識者…………!!

 

ついでに言うなら、オジマンディアスのシナリオで「赤い弓兵」というキーワードが出てきますが、これは明らかにアーラシュを指しているのでカウントしていません。



3.考察

 

個人的には想定していた数より全然少なくてめちゃくちゃびっくりしたのですが、シナリオを読み進めていくうちに以下の理由に気づきました。

 

①自分で作っている

 これなんよ。

 基本的にサーヴァントたちは自分で作っています。びっくりした。びっくりするぐらい自分で作ってた。よってエミヤの出番はなし、と………………。

 

②別の厨房組に手伝ってもらっている

 もちろん手伝ってもらうシナリオも数多くあります。ただ、「ブーディカ」「キャット」などに助力を求める場合も多く、「厨房組に手伝ってもらう=エミヤが出る」という図式ではありません。

 また、メカや魔術、薬を使う場合などは、ダ・ヴィンチパラケルススなどが出てくる場合も多かったです。

 そのようにキャラクターが分散されるため、エミヤの総出演回数がそこまで多くなかったと考えられます。よく考えたら当たり前だった。

 

③それでもやっぱり多い

 ただ、他のキャラクターは別キャラクターのシナリオに出ていても、総出演回数は10回未満なことがほとんどです。そう考えたらエミヤ……多いな!!!!!!!!

 

④でも多分一番多いのは

 改めて全部のキャラクターのシナリオを読みましたが、おそらく一番多く出演しているのはフォウくんでした。いつか誰かが調べてくれるのを待っています。



4.エミヤが出てくるおススメのシナリオ

 

 さて、少し話が逸れますが、せっかくエミヤが出るシナリオを把握したので、おススメのエミヤシナリオをご紹介致します。

 

茨木童子(槍)

 めっちゃ喋るしめっちゃアドバイスしてくるんよ。

 「エミヤがグルメ関係の話で出てきまーーーーす!!!」というのを体現しているシナリオだと思います。そもそも作ったのもエミヤ、いらんこと言うとるのもエミヤ、微笑むのもエミヤ、というわけでとにかくエミヤめちゃくちゃ出てくる。おススメです。

 

②ベオウルフ

 ベオウルフが「エミヤのあんちゃん」って呼んでるのが分かる!!!!!!!!すごい。

 

③マンドリカルド

 こんなことある?????????

 そんなもん作ること、ある????????????って突っ込みたくなるし、なによりCV増田俊樹のエミヤのモノマネが聞ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なにこれ?絶対見て欲しい。



5.総括とお願い

 

 そんなわけでめちゃくちゃ時間をかけて調べた「バレンタインシナリオにエミヤはどれくらい出てくるのか?」でしたが、このような結果になりました。

 そして調べるにあたって全てのサーヴァントのバレンタインシナリオを見たのですが、あの、ほんと

 

 すごいね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 年度が進むにつれてめっちゃボリューミーだし声優さんの演技はすごいし、マジでもうすごいな~~~って思いました。今年初めてバレンタインイベント体験する人は、もうほんとチョコの受け取り・受け渡しだけでもめちゃめちゃ大変だと思います。がんばれ。

 

 ただ、初期のサーヴァントはストーリーも短く簡素なので、もしかしたらそろそろ改修が入る……かもね!

 そしてそれが来たら「この調べてたのが全部無駄になる!!!!!!!!!」と思って怒涛の勢いでバレンタインイベント直前にこうやって調べました。本当に寝る時間を惜しみ空き時間全てをこれに注ぎ込んではちゃめちゃ大変だったので、2022年度以降のも調べたりとかはもうしません。しないったら。

 

 でも、「そっか~~~~~~~~!!!こういう結果なんだ~~~~~~!!!」っていうのが分かってとても満足しています。やりきった~~~~~~!!!!すいませんこれ総括じゃなくて感想ですね。



 さて、色々とシナリオを見て調べて行ったわけですが、今回は「エミヤを指し示す単語が出てくること」を一つの指標として数値を出しました。

 でも、名前は出てこないけど「あ~~~これエミヤあたりが作ったんだろうな……」「エミヤの影を感じるな……」というシナリオはもっと多くありました。それをカウントすると、本当に、エミヤってすごい!すごい食べ物関係の話で出てくる!!!

 

 あともう本当にね、生き生きしてて楽しそうで……良かったね……って思ってしまいますね……。サマーキャンプもそうでしたし、クリスマスイベントの時もそうでしたし、色んな彼の活躍する場で楽しそうにしているエミヤ……良かったね~~~~!!!

 

 そして、いつもご飯作ってくれて、ありがと~~~~~~~!!!!!!




 まとめると

 

「エミヤがバレンタインシナリオで出てくる割合は全サーヴァント中5.03%!!!!!!!」

でした!お付き合い頂きありがとうございました!!!

 

 さて、ここからはお願いなのですが、こちらの検証、YouTubeで調べたものなども多々あり、全ての選択肢を拾えていません。また、夜中に朦朧としながら調べたものもあったので、取り逃している可能性があります。もし「ここにも出てたよ!!!!!!!!!!!」っていうのがありましたら、TwitterのリプやDMで教えて頂ければありがたいです!都度改訂いたします!

twitter.com

2022年度の新規イベント分についてはいいです!!!!!!!!!!!もうしません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




おまけ バレンタイン激重四天王

 こちらからは完全におまけとなります。全サーヴァントのシナリオを見て、あまりに重いものは「重い」とメモを取っていたので、せっかくなのでこちらに記載致します。とりあえず四天王なので四人に絞ってみました。完全に個人の見解です!

 

アルジュナ

シンプルに重い。

「己」の全てを渡されちゃったな…………感がすごい。「重い」を全て詰め込まれてる。

 

ヘクトール

こんな短さで、こんな重さ出してくること、ある????

いや、ない……。前半からの軽快な調子が一言で全てひっくり返る。それも含めてすごい。

 

ロビンフッド

「路銀の足し」の意味、知ってる????????

おま……お前……よりによってそれ……ッハァ~~~~~って言っちゃうサーヴァントNO1。グッズにもなりましたね。

ただしこの彼のシナリオの「重さ」を理解するには、Fateロビンフッドについてのことを知らないと「なんのこっちゃ」となるので、知りたい方は調べたりその辺にいるロビンフッド有識者に聞いて下さい。

 

斎藤一

バレンタインイベで2021年のツイッタートレンドに乗った男

 

「バレンタイン 斎藤一」って打ったら、サジェストにこう出てきますからね。

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とんでもないですよ。でも個人的にはあれは心中じゃなくて、「どうにもならなくなったら」って言ってるし、死にに行くんじゃなくて生きる為にああ言ったと思うので、むしろ心中とは正反対のことあらわしてるんじゃないかな~~~って、というかマスターの返事の予想ついてたよね!?ついてたからこそ最後の「なにが男と女だよ」って苦笑に繋がると思うしあの最後の真面目トーンのいやもうこれ別のとこで話すわすいません本当にも~~~~~~~~~~~

 

というかどのサーヴァントも色んな重みがあっていいよね!!あなたの思うバレンタイン激重四天王デッキを組もう!!!

 

こんなところまで読んで下さってありがとうございました!じゃ、原稿します!!!!!!!!!

寝る寸前の子どもの顔は永遠に見てられる話

寝落ちる寸前の子どもの顔が好き。めちゃくちゃ好き。一生見てられる。

 

でもここで誤解なきよう言っておくけど、「寝落ち」にもってくまでの「寝かしつけ」は地獄である。しかも二歳の子どものそれはマジで「地獄に落ちろ」と叫んでも差し支えないと思う。マジで。

 

寝ねぇ。

こんなに寝ないことある?ってくらい寝ない。保育園であんなに遊び呆け、家に帰っても遊び倒し、風呂にめちゃくちゃ入って体もあったまっているというのに、なぜ。

 

私には二人子どもがおり、上の子はそろそろ保育園でも昼寝のない日があるし、「寝る」という本質を掴んでいるので絵本を読み聞かせていると数十分で寝る。ありがてぇ。問題は下の二歳児だ。

 

寝ねぇ。

絵本を聞かずに座り込んでいると思ったら、どこからか取り出したおもちゃのトンカチをカァン……カァン……とおもちゃに打ち込み始める。常夜灯に照らされたそれは熟年の職人のそれであるが、いやマジで、今やるやつじゃない。十時半や。

 

それが終わったと思ったら、今度は人差し指を二本立てる。そしてこしょこしょと「あのねぇ~おかいものいこっか」「いーやー」「え~なんでよ~」と劇場が始まる。令和の世でも自分の指を見立てて遊ぶ奴やってんの??????って正直最初はびっくりしたけど、見慣れたので何とも思わない。「無」である。「無」で私が寝たふりをして横たわっていると、「ママ!ママ!シーッ!ね!にーに寝てるから、しーっね!」と、ドヤ顔で言ってくる。そうやねん。お兄ちゃんは寝たねん。あとはあんただけやねん。

それなのになぜかドヤ顔で「しーっ!よ!」と言ってくる。本人は小声のつもりだろうけど、声むちゃくちゃでかい。しかもそう言いながら歩き回ってにーにの足踏んどる。ついでにママの足も踏んどる。いってぇんだわこれがまた。

 

とにかくこんなのが最低三十分、下手すりゃ一時間から二時間続く。寝かしつけは地獄だ。毎晩思う。「やってられっか!!!!!!!!!!!!!!!」って思う。

それでも、二歳児にも限界は来る。ある瞬間、お気に入りの布団(夏用の布団を頑なに使ってるからそろそろ勘弁してほしい)と自分の枕を持ってきて、ころりと寝転がる。

ねんねんこおりお、おこおりお、して!」と要求される。ひたすらに歌いながらトントンする、という「お願いですから誰かこういうマシーンを作って下さい」という時間が流れる。きつい。きついけど、悪いことばかりでもない。

 

うっすらと薄目を開ければ、必死に眠気に抗う子どもの顔が見える。

オレンジ色の絵本を読む用のスタンドライトに照らされて、ふさふさの眉がしかめっつらになっているのがわかる。ほっぺはぷくぷくまるまるで、産毛まではっきりと見えていた。カッ、とやけくそのように見開かれた目が、徐々に落ちていって、そうして閉じる。でもまた数ミリ開いて、じぃ……とこちらを見てくる。ゴルゴ張りの強い目力なのでわたしも寝たふりをして目を閉じる。でもやっぱ耐えきれなくて開けてしまう。

 

ファービーみたいな顔をした子どもがおる。

寝る前のあの半開きの目のファービーがおる。

正直内心笑い出したくてぷるぷるしているが我慢する。またカッ!と開いてはファービーになり、閉じて、いやまた開いて……を繰り返す。

ほっぺは相変わらずやわらかい線を描き、小さな全身を自分で布団にグルグル巻きにしている。「寝たくねぇ!!!!!!!!!!」と思っているのがわかる。

そう、彼は寝たくなんてないのだ。全然、ちっとも。

だって世界はめちゃくちゃ楽しいし、起きてればいっぱい面白いことがある。だから寝たくなんてない。でもなんか、眠くて仕方ない。

そういうのが全身で現れる瞬間が私は好きだ。抗いようのないものに身を任せて、「あぁ……寝たくないのに……もう……」と全身で訴えながら眠る子どもを見るのが好きだ。

 

すう、すう、と音が聞こえる。

鼻は上向きでぴすぴすと言い、唇はツンと尖って、そうして完全に目は閉じてしまって。ばさばさのまつ毛が閉じられるのを見て、やれやれやっとか、と思いながら布団をかけ直す。これを毎晩、毎日。

 

この瞬間のことを、私は多分、いつか忘れてしまうのだと思う。だから今、こうして書いとこ、と思って書いている。

子どもはいつか勝手に一人で寝るようになり、寝顔を見ることも多分なくなる。だから残しとく。寝なくてトンカチ叩いてたこととか、ファービーみたいな顔になってたこととか、もうマジで寝なくて「寝ろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」としか思ってなかった自分が、子どもが寝た瞬間「愛し~~~~~~~」ととろけるような胸になることとか、そういうの。

 

これを書いている隣で子ども二人がすうすう寝ている。

マジで本当に、びっくりするぐらい二人ともそっくりで、そういうの見てるだけ愛しさで爆発しそうになる。そんなことを思いながら私も寝ます。おやすみなさい。