文字と気持ちの墓場

二人の息子のおかーちゃんしながらコスプレと同人活動やってます

今年の四月に無痛分娩で二人目産んだ時の話

うぉ~~~~~忘れぬうちに書いておくぜ!!!まあもう産んでから七カ月経ってるんですけど!!!ガハハハハハ!!!!!(レポの意味とは)

とまあのっけから妙なテンションですが、仕事を納品して気分がハイってやつなので気になさらないで下さい。

 

以下は、今年の四月に第二子を出産した時に書いたメモを元にして書いたレポです。

なおこちらのレポですが、完全に個人の主観です。「私が無痛分娩こうだったから、他の人もこうだ!」となることは一切ありません。出産は人それぞれ~~~!だからあんま参考にせずに、個人の日記としてお楽しみ下さい。

 

4/18  午後6:30

夕食前に、お腹が生理痛みたいにずーっと痛む。時間を計ると30分ぐらい痛むのが続いている感じ。なんぞこれ?と思うがとりあえず夕食は食べないでおく。(無痛分娩の場合、食事を食べないでくださいと事前に言われていたので)

 

4/18 8時ごろ

いや地味~~~に痛いわ、ということで病院に電話。来てくださいと言われたので行くが、痛みほとんどなくなってる。あちゃちゃ~多分こりゃ帰されるなと思いつつ診察室に入って、お腹に機械ぐるぐる巻かれて心音とか測られる。多分帰ることになるだろうと思ったので、帰り路にチョコミントのアイスを買ってもらおうと心に決める。フラグ。

 

4/18 9時ごろ

間隔を測るとちょっと痛みが増してる。生理痛のやや重い感じ。五分間隔くらいだし、入院すっかと言われる。マママママジ~~~?

でも一応入院準備は持ってきていたので、そのまま支度をして、連れてきてくれた旦那と別れる。

めちゃくちゃ元気だし痛みもほとんどねぇ!ので

 

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陣痛ガチャしてた。結果は星4が一人のみだったので渋いな……と思いました。

 

その後もツイッター、ラインと大変楽しむ。ずっとラインに付き合ってくれた友人サンキュー…

そんなこんなで遊んでたら「無痛の準備しますよ」と言われビビる。全然痛くねぇ〜〜。

でもとりあえず歯磨き、体を拭いたりして備える。体拭くシートを入れてたんだけど、マジで持ってきて正解でした。これから入院する人、薬局とかにあるそういうシートめちゃ便利だぞ。必須。

 

4/18 10時〜11時ごろ

無痛の部屋に行く。さっきまで余裕綽綽だったのに、それだけで怖くて怖くて変な緊張。推しの香水を振ったタオルの匂いを嗅いで落ちつこうとする。落ち着いた。推しは偉大だ。マジで。

 

無痛の麻酔を入れる為の管を入れる準備ってことで、なんか消毒やらなんやらかんやら。(記述がないのでわかりません。もうすっかり忘れちまったよ…)

無痛分娩、この管を入れるのが一番痛いと言われてました。めっちゃ脅されたりレポとか読んだりしてたせいか震える私。

怖くてそれだけで体ががちがちになる。先生来た瞬間とかやばかった。しかし先生、めちゃくちゃラフな私服でやってくる。でも緊張しきっているのでそれにツッコむ余裕なし。手汗がすごい。タオル持ってきて良かった。横になって体を丸めて、(そういう指示だった)、ぎゅっと握る。

 

ひたすらに怖くて、頭の中で「大丈夫!!!推しカプの受けちゃんは●●の時お腹ぐっちゃぐちゃにされてたじゃん!!それより 全然痛くない!!!」と繰り返す。喩えよ。ごめんね受けちゃん。

 

最初の針は、正直全然痛くなかった。

その後のごりごりっと太い針が入るのも、まぁなんとか。ただチューブを通すのが痛くて、最初寝転んだ状態では結局痛過ぎて出すことに。

なんかね……体の中を管が通ってるんだけど、それが違和感と痛みをもたらす感じ…?そのまんまやな。(いやほんとうにね)(ここはその時のメモそのまま使ってるんですけど本当に頭悪い文章だな)

 

普通、無痛分娩の麻酔の管って寝転んで入れるんだけど、座って入れましょうって言われる。二回目チャレンジ。座って目の前の看護師さんにしがみつく。すごいしがみついてた。いいですかみなさん、人間痛い時はマジで目の前の人にしがみつきます。だから推しカプの片方が痛い時、もう片方にしがみつくのは人間の本能なんだ。ここテストに出ます。

 

二回目のチューブは無事に入った。終わった後力を抜けなくてヤバイ。ガチガチ。

陣痛の痛みも遠のいちゃった。

でもこれで一番痛いのは終わり!やったーーーより、安堵感がすごい。安堵し過ぎて緊張と合わさって吐きそうになるくらい。

そして陣痛は完全に遠のいたので、まぁ寝といてくださいと言われる。ね、ね、寝れるかぁ~~~~~!!!お目目ギンギラで、テレビをすすめられたけど、テレビ見ないんだよな…と付けず。

 

 4/19 午前2時

レポ書きて~な~と思っていたので、メモを付け始める。この日記はそれを基本にして書いています。

ゲームの周回とかのんびりしてたけど、いい加減に寝ることにする。

「はよ陣痛こーい」の一文でその日のメモは終わっている。フラグを立てるな!!!!

 

4/19 六時

目が醒める。お腹減った。無痛の麻酔を入れる為、18日の昼から食事を一切取っていない。水分も。

そして予想してたけど、全然痛くねぇ〜〜!!!!!!陣痛、どこ行った~~~~~!?!?!?!?

 

4/19 七時

看護師さんが来て、点滴入れ替え。

「促進剤入れるかも」と言われる。もうなんでもいい、はよ産みたいと願う。

 

4/19 8時

内診される。子宮口は2センチのまま〜〜〜!(2センチではまだ全然産まれません)知ってた!知ってた!!だって全然痛くねぇ〜〜〜!!!

とりあえずテレビ付ける なんか音鳴ってると安心する…この日何見たか覚えてないんだけど、ニュースとかぼや~~~っと見てたように思います。

 

4/19 8時55分

とうとう促進剤投入。おっし!!!もう産むっきゃない!!!しかし痛いのはやっぱ怖いよ〜。そしてお腹減った…。この後産んでからもず~~~~としばらく「お腹減った」がついてまわります。これが地味に辛かったかもしれない。

 

4/19 9時半

ちなみに無痛分娩の麻酔なんですが、「生理痛くらいの痛みになったら呼んでね!」と言われていました。えっ…?生理痛の痛みで呼んでいいんですか…!?!?とびっくりしました。でもまあせっかくお金出してこの産み方を選んでるし、そんならいっちょ生理痛位の痛みでお願いしよっかな!というわけで、「痛いな…手汗もやばいな…」ってぐらいの時に呼びました。昨日入れた管から麻酔を入れてもらう。背中をすうって冷たいのが通る感覚が気持ちいい。

 

4/19 10時

旦那が来る。嬉しい。人との話に飢えてたのでめちゃ楽しい!

病室に入ってくるなりドラクエ5のパパスのモノマネされてめちゃ笑う。


ドラクエ5 【物語】(1) オープニング ~ サンタローズへ

パパスのこの焦りよう、いいよね。好感度高い。

 

家にいる息子1の動画見せてもらう。既に息子ロス。会ってハグしたくなる。

そして麻酔はすごい。おそらく痛いであろう時間なのに、全然痛くないマジで。

全人類すべき。(この日ずっと言ってた)

お尻から下が全部じ~~んと痺れてる。好き嫌いあるだろうけど、その感じもなんか気持ちいい。

 

11時半

旦那に昼ごはんに行ってもらう。お腹減った。

内診があり見てもらうと、子宮口5センチくらい開いてる。赤子偉い!頑張れーーー

この間暇だったので、友達とラインしてしょ~~もない話とかするのがめっちゃ有難かったです。前回の出産ではそんな余裕もなかったなあ…しみじみ。

 

12時ちょい前

旦那が帰ってくる。しばらく談笑。楽しくてにこにこ笑ってると、助産師さんが来てまた内診。

「あれ、もう9センチ空いてる……よし分娩台にGO!」とのことで急遽分娩室へ。クソビビる。

だって、えっ…まじで全然痛くない…えっ、生まれるの?これから??だって前回の時はこのぐらいの時分、吐いてのたうちまわって泣いて苦しみまくってたのに?今まで旦那とにこにこお話しかしてないんだけど?えっ、すげ~~~~!!ここまで痛みらしい痛みほぼなし すげぇ すごすぎない??

ただ、「麻酔の副作用でちょっと気持ち悪くなるかも」って言われてて、確かに少し吐きそうかも…という感じはある。フラグ。

 

分娩室の準備ができて、ストレッチャーに乗せられる。

これが、ま~~~~~~~気持ち悪い。横になって無造作に運ばれるのがま~~~~~~気持ち悪い。

そして着いた途端吐く。出産の時は吐かないと気が済まないのか?食べてないから黄色の液しかでねーよ…

服も汚れて気持ち悪い。しゅん。

でも吐いたらすっきりしたのでこれからいよいよ出産。先生も到着。 

張りとかいきむ感覚がまったくわからないので、モニターの山を見ながらいきむ。どんだけ麻酔よく効いてんだ…すげぇ……マジで感覚ないんすよ…。

 

モニター見て、張りが来たらふー、ふー、はー(最後吸う)、で息止めていきむを繰り返す。

こんな簡単な動作も忘れてしまうわ!って思ったんだけど、助産師さんが毎回「ふー、ふー、はい大きく吸ってー、はー、息止めて!」って丁寧に教えてくれて、すごい良かった。ありがてぇ。

このいきむの、大変だったけど、単純に「息止めて苦しい、しんどい」って気持ちで、痛みはなかった。まぁしんどいんだけど。

途中から助産師さんがお腹に乗って圧迫もしてくれた。旦那は手を握ってくれていた。気づいた時嬉しかった。

 

「もう頭見えてるよ!」

の声でホッとした。次に「あっ引っ込んだ」って小声で言われた。引っ込むんかい!!!!!!

 

「次で最後!」

の声で思い切り踏ん張る。

呼吸法をはっはっはっという小刻みなものに変える。

いやしかしこいつでかいな!?となんとなく感覚でわかる。

「頭出てきたよ!ほら見て!」と言われ股を見ると、赤ちゃんの顔が見えた。

見えた瞬間ぼろりと涙が出てきた。

 

十ヶ月お腹にいて、

ずーっとそばにいたけど、

「ほんまに人間入ってんのか?」

と思うくらい実感なくて

それなのに、顔見た瞬間、「ああこの子だ」って思った。

わたし、この子のお母さんなんだ、って思った。

この子が、わたしの子供なんだ、ってわかった。

 

しかし肩がよぉ〜〜〜またつっかえてんだ。

息に合わせて先生が引っ張ってくれて、ずるずるずるりん!って赤ちゃん出てきた。

 

隣にいるパパと顔を合わせたら、同じように泣いてて笑っちゃった。

 

口の中のもの吸引してもらって、大きな大きな泣き声が聞こえてきた。

上の子のより大きくて、ずーーーっと泣いてた。

 

抱っこさせてもらった。

小さい。

あったかい。

重たい。

かわいい。

 

生まれた、生まれたねぇって泣いて。

いらっしゃい、って伝えて。

 

あーーかわいい。

 

パパも赤ちゃん見て、写真撮って、また泣いて、赤ちゃんは綺麗にするために一時撤退。

ここからは私の内臓(言い方)も綺麗にするため一回旦那も撤退。上の子産んだ時は、その後処理が痛くてたまらなかったんだけど、な〜〜んも感じない。胎盤出るときのぞるんってした感じはわかったかな。

先生が「右の膣壁が擦過してるから縫っておきますね。痛かったらすぐに教えて」って話してくれた。急に出てきたからそうなっちゃったらしい。最後の数時間はかなり急激だったもんなぁ。

 

終わったら、麻酔が抜けるまで二〜三時間待機。流石に眠い ので旦那に連絡など任せて1時間寝かせてもらう。死んだように眠っていた。(らしい)

 

15時ごろ

起きたので旦那と話したり、方々へ連絡。

麻酔は3時間後まで抜けなかったので、病室へは車いすで向かう。ヒュー!

その前に赤ちゃんを連れてきてもらえたので、抱っこさせてもらう。

おぉ…生まれたて……という感じ。ふぇふぇ泣いていたので、おっぱいを少しあげさせてもらう。吸うのが上手すぎて笑っちゃった。上の子と何もかも違うなあ…としみじみ。しばらく吸うと、満足したのか離した後泣き止んでた かわいい。

 

16時ごろ

旦那も家へと帰還。母子別室の病院なので、一人でのびのびテレビ見たりツイッターでも報告したり。その節はたくさんのお祝いの言葉などありがとうございました!嬉しい。

しかしま~~~~~めちゃくちゃお腹が減ってる。1日以上絶食してるから当然ですねとほほ…。

 

18時ごろ

晩御飯来るけど、様子見ないといけないから!ってことですぐには食べられない。ぐぬぬ。本当に辛かった。産むのとどっこいどっこいで辛かった。(大げさ)

 

19時ごろ

助産師さんからお許しがでたのでようやくごはーーーん!!めちゃくちゃ美味しい泣いた。いやでも前の産婦人科の方がご飯は美味しかったな……(めちゃくちゃに失礼)(前の産婦人科はご飯は売りだったんです)

 

食べたら元気になったので、テレビ見たりツイッターしたりだらだら。

8時半くらいに顔洗うかと洗って簡単に寝支度して、9時から金ローのルパン見よ〜って思ったら消灯時間でズコーーー!!

これは朝ごはんも早いな…と思ったのでさっさと寝ることにする。

おやすみなさーい。

 

 

で、その後後陣痛が痛くて痛みどめもらったりなんかはあったんですが、前の時のように2~3日歩くこともままならない・・ということはありませんでした。

そもそも痛みがなくて母体の消耗が少ないから、回復も早いらしい。ほへ~~~~。

個人的体感ですが、産後の感じははちゃめちゃに楽でした。

お金かかるし面倒なこともあるかもだけど、やった価値はあったな…と思います。

 

私の場合は、じつは旦那の方から「無痛分娩にする?」と言ってくれました。なぜなら一人目の出産の時、ずっと付きっきりだった旦那が脅えるぐらい私の陣痛が痛そうだったから……。

その言葉にありがた~~~く乗せてもらって、無痛分娩で産みました。

でも、無痛分娩で産むと言うことは家族には言いませんでした。私たちの親の世代って無痛で産むことに対して、やっぱ「なんか、こう…」な雰囲気があって、まあやる前に言ってああだこうだ言われるより、言わずに産んで「実は無痛だったんですよがガハハ!」って話そうぜ、と旦那と話してそうなりました。

実際、産んだ後私の実母から「無痛で産んだんだね。まあ、私だったら絶対にしないと思うわ」と言われ、「ガハハ!そういう感じのこと言われると思って産むまで言わなかったんで~~~す」と笑顔で返しました。悪意はね~~~んだろうけど、そういうことあるよね~~~~!

 

まぁ、いくら周りがやいのやいの言っても、産むのは他でもない妊婦さん自身なので、その本人が一番いいように産めたらいいよね〜〜と思います。

 

出産ってほんと、いろんな形があって、そのどれもすっごい大変なことと思います。一歩間違えば死んでしまうくらい大変なことをして、子供が生まれてくる。すっごいなぁ…。

 

私にとってもそれは忘れられないくらい大変なことで、でも同じくらい、とても大切な思い出です。

 

しかし人間は問答無用に忘れちゃう生き物なので、ちょっとでも忘れないように日記を書いてみました。書いてると色々思い出してきて、大変だったけど面白かったな〜〜!と感じています。

 

は〜〜〜!今年のレポは今年のうちに!というわけで書けてほっとしております。

今年も色々あったけれど面白い一年でした。来年もどうぞよろしくお願い致します!