完全に同人ジャンキーになっている。気がする。
いやも〜〜なんでだよぉ〜〜こちとら普通の主婦だよぉ〜〜在庫抱える余裕も、新刊作るお金もないんだよぉ〜。
とか言いながら2月にまた新刊が出る。いやなんでだよ!
そもそも、生まれて初めて出した同人誌が、最初で最後のつもりだったのだ。それなのに翌年も出し、去年に至っては3冊出した。いやなんでだよ!!(二回目)
そんなハマるほど楽しいのか、と言われると「いや、その…うん……」と遠くを見つめてしまう。
だってさ〜〜〜同人誌作るの、めっちゃ大変。
書くことは好きだけど、「いや…これ本にしてええんか…?面白いんか……?」と書きながら頭を抱えている。
も〜〜ホント、書いてる時のあの寂しさ、切なさ、不安感どうにかして欲しい。誰かに見て欲しい!書いてる所全部見て!!と言いたくなるがそんなことしたらそもそも本にならないっつ〜の。
いや今回も、途中でフォロワーさんとかに「見て!!頼む!!これ面白いですか!?」って送りつけようとしてたよね。悪質なテロだ。
脱稿してからも、「いや…これ……買う人いる……?」とオロオロし始める。
形にはなったけれど、一冊も手に取られないんじゃないか、と思って胸が締め付けられる。つらたん。
しかも印刷するってお金かかる。本作るってお金かかるんです。誰かポンと10万くらい下さい。
自分の限られたお金で、装丁を悩み部数に苦しむ。いやマジで現在進行形で部数悩んでるんだよ〜〜もうちょっと減らそうかな〜〜いやでも足りなかったら申し訳ない気がするしな〜〜でもな〜〜〜みたいにぐるぐる毎回悩んでいる。
いやホント、なんで同人誌作ってんだろうね。こんな悩みながらさ。
趣味だから、売れたら嬉しいから、誰かが読んでくれるから。多分きっと、そんな所なんだと思う。まぁよく聞く話よねHAHAHA。
あとさ、個人的なことなんだけど、去年の夏ぐらいから、ど〜も「そろそろ自分の身に何か起こるかもしれない」という予感がひしひしとある。
おっと急に電波なこと言い始めた、という感じだけれど、なんかあるんですよね、死ぬ前の猫が姿消すってこんな気持ちなのかしら。
私は生命線がかなり短く、あと占いで「将来目が見えなくなる」とか言われたことがある。まぁそんなん迷信でしょ、と言われたらそれまでなんだけど、人生って何があるか分かんないしさ。
四月に入院とかなんやかんやあるので、ちょっと弱気になっているのかもしれない。あ、今現在は元気モリモリです。
今、もし自分の身に何かあったら、そりゃあ「嫌だ〜〜」と思うけど、でも有難い事に、人生で大事な人に出会えて、その人との間に子供も作れて、とりあえず人類の種としての自分の役目は果たしたな、と思っている。
やりたいこととか、行きたいとことかまだいっぱいあるけど、それでも夜息子と旦那の寝顔見てると、「うむ、良い人生だ」と思うくらいにはハッピーに生きられている。
去年の春過ぎから怒涛の勢いでたくさん文字を書くようになったのも、なんか完全に「生き急いでいる」感じが凄い。
だから多分、同人誌は私の「断末魔」のようなものなんだと思う。
いや断末魔って、もっといい表現あるだろ、という感じなんだけど、そう思うからしょうがない。
自分が生きた証を残したい、とか、自分がどうにかなる前に色んな人に見て欲しい、とか、そういうのもないわけじゃないんだけど、とにかく今はただただ自分の言葉を、思っていることを、胸の内を喚き散らしたい。
なっげぇ断末魔だな、とは思うのだけれど、ぎゃあぎゃあ言いながらこうして何かを作っている。
はっもしかしてエロイ話いっぱい書くようになったのも、こう人が死ぬ前に生存本能であれやこれや残したくなるとかいうそれに関係ある…?(ハッとした顔すんな)
まあ、とにかく。断末魔なら仕方ない。喚きたいのならしょうがない。だから「嘘でしょ…もう止めようぜ…」とか言いながらも、インデザインで新しい本の装丁を組む。部数に悩む。いやマジで何部刷ろうね新刊。入稿締め切りが迫ってるよぉ。
そして脱稿した次の瞬間には「よし、次の新刊書くぞ!」となっている。クレイジーかよ。
あと二冊作りたいんだよな~四月までになんとかなるかな……まあならなくても、いいかと思う。今はこうして二次創作吐き出しながら、独り言呟きながら、「なんか書いてる」ということに満足感と、生きがいを感じる。
まあ何か起こるまで、私は色々書いてくよ。だってそうしたいんだもん。
本棚には今、自分が作った本が5冊並んでいる。あと一カ月したらここにもう一冊増える。18禁本だけど。
そんでとりあえず、できるところまで、うんうん悩みながら「この新刊絶対面白くないね!?」と叫びながら書いて、「これ私以外欲しい人いないね!?」と悶えながら入稿するんだと思う。
あ~同人ジャンキー。でもやめられないとめられない。とめようとも思わない。
そういう、どこにでもいる一人の字書きのお話でした。おしまい。